更紗の日記

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20万月収の1億円のローン

・・・・。
あり得ないでしょ。。
ウチだってひぃひぃゆってるのに。


この時点でダーデンさんの月収は、障害者手当とわずかな児童手当とささやかな家賃補助をかきあつめても、月1800ドル(約21万円)に毛が生えた程度でしかなかった。なのに「事前審査」で89万4000ドル(約1億550万円)ものローンが認められ、ダーデンさん自身が仰天した。「額を言われたとき、信じられなかった。でも『私たちはほかの業者とは違うから。あなたの力になります』と言われたので」

ダーデンさんは頭金も払わなかった。業者の説明によると、月々の支払いは5000ドル(約60万円)だが、それは家賃収入で全額まかなえるし、さらに返済分以上の収入がダーデンさんのものになるはずだった。しかし実際には、月々の返済金は7500ドル(約90万円)を超えた。年利は11.7%。信用のある借り手なら金利を優遇され、その半分の金利で済むところを、ダーデンさんに課せられた金利は通常のほぼ倍だった。翌年の11月になるころには、もうどうしようもないくらい支払いが滞ってしまっていた。彼女が買ったのはダブル世帯用の2戸住宅。片方の部屋は抵当流れ物件としてすでに売却されてしまった。もう片方も、間もなく競売にかけられる。