更紗の日記

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出会った意味と二人が織りなす未来

持って生まれた運命

あなたの運命を刻む暗号(コード)は【Kajib'】―カヒブ―。
古代マヤの言語で、「4」を意味するもの。
 この暗号(コード)は、あなたが「人をサポートする」という運命を、
生まれながらに授けられていることを伝えている。
トップに立つのではなく、あくまで補佐として活躍することが、
あなたに定められた道なのだ。

 だが、それはあなたが平凡な人間だからでは決してない。
むしろあなたは、並外れた才能と運を持った人だ。
だが、トップに立って、カリスマを発揮しながら
みんなをリードしていく……という役柄は苦手なのである。
なぜならあなたは、周囲の人に喜ばれることにこそ喜びを見いだすのだから。
「尽くし型」なのだといっていってもいい。

 この傾向は恋愛面にも現れる。
経済的な援助をするなど、物質的な面で尽くすことは少ないかもしれないが、
精神面において、あなたは間違いなく「尽くし型」だ。
誰かのことを本当に好きだと思ったら、
見返りなど期待せず、あなたはそばに居続ける。
また、相手が自分のことを必要としていないと感じれば、
心では泣いていても、クールに別れを告げるだろう。
あなたは、相手が何をしてほしいか、何を求めているか、
言われないうちに察することができるのだ。

 思慮深く、真摯すぎるゆえに、
傷つきやすいのがあなたの恋愛パターンである。
だが、人の気持ちを思いやれる……そんなあなただからこそ、
あの人があなたに惹かれているのも確かだろう。
Ju'lajuj

持って生まれたあの人の運命
 あの人の運命を刻む暗号(コード)は【Ju'lajuj】―フラフフ―。
古代マヤの言語で、「11」を意味するもの。
 この暗号(コード)は、あの人が
「陰で実力を発揮する」という運命にあることを語っている。

 あの人は、生まれつき目立つことを好まない。
才能に恵まれているうえに努力家なので、
その実力は相当なものなのだが、それを人前でひけらかすのを嫌うのである。
 だが、周囲の人はあの人が本来非常に力を持っていることに気づいている。
一見おとなしそうに見えても、
我が道を行く芯の強さがあるあの人には、
不思議な貫禄が備わっているからだ。
寡黙で出しゃばらないタイプなので、
初対面の人は気づかないかもしれないが、
本当は集団の中で強い影響力や発言力を持っているのがあの人なのである。

 だが、そんなあの人も恋愛は苦手らしい。
というのも、あの人には、やや優柔不断な傾向があるから。
せっかく恋のチャンスが訪れても、「どうしようかな」と迷っているうちに、
チャンスを逃してしまうのだ。

 たとえばあなたがあの人に片思いしているとして、
あの人に告白しても、あの人は煮え切らない態度を見せてくる可能性が高い。
しかし、あの人が気持ちをはっきりさせないからといって、
「好かれていないんだ」と判断するのは早計だ。
あの人は、突然のことに、ただ戸惑ってしまうだけなのである。
あの人にゆっくりと考える時間を与えてあげれば、
恋はきっとよい方向に展開していくだろう。

Keb'
ふたりが出会った意味と新たに織りなされる運命

 ふたりの出会った意味、
そしてあらたに織りなされる運命を描き出すのは【Keb'】―ケブ―。
古代マヤの言語で、「2」という数を司るものだ。
 この暗号(コード)は語る。
この出会いは、ふたりに「奉仕」の尊さを教える意味があった、と。

 実際、あなたはあの人と出会って、
「この人のためなら何でもしてあげたい」という気持ちを
強くしているのでは? 
それまでのあなたが、恋人に何かを「してもらう」ことが多く、
それが当然だと思っていたとしても、
今回ばかりは「あの人に何かしてあげたい」と思う場合のほうが多いはずだ。
あなたは、自分が案外尽くすタイプだったことに驚いているのではないだろうか。

 しかし、だからといってこの恋があなたの身をすり減らすものだというわけではない。
むしろ、あなたはあの人に何かをしてあげればしてあげるほど、
幸せになっていく自分に気づいているだろう。それもそのはず。
この暗号(コード)は「人に尽くすことで幸せになる」という運命を司るものだからだ。

 それに、あの人だって、この出会いによって少しずつ変わりはじめている。
あなたは気が付いていないかもしれないが、
あの人はあなたと出会ったことで
、自分のなかに眠っていた優しさを目覚めさせているのだ。
あなたに惹かれていけばいくほど、
「自分が一番大切」という旧来の価値観が薄れていき、
「あなたを大切にしたい、あなたを喜ばせたい」という気持ちがわいてくることに、
あの人自身驚いているはずである。

 愛することでより豊かになる……そんな素晴らしい運命に恵まれたふたり。
でも、ひとつだけ気をつけていてほしい点がある。
それは、「自己中心的になると、たちまち不幸になる」ということ。
「ケブ」は、そうした宿命もつかさどるものなのだ。

 たとえ、「自分ばかり損をしている」と思うことがあっても、
不機嫌になったり、相手に不満をぶつけたりしてはいけない。
その狭量さは、あなたから幸福を奪っていってしまうだろう。
それより、「この人に出会えてよかった」という
感謝の気持ちを持つよう心がけてみてほしい。
そのあたたかな心こそが、
あなたにより大きな幸運を運んできてくれるのだから。