更紗の日記

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昔のこと。

昔のことを思い出した。
当時彼とは隣の部署で席は遠かったけどすれ違って話すことができた。

公私は混同しないと約束していたものの、周りにはわかっていて暖かく見守られていたと思う。
ある日出勤すると彼の姿がなかった。
珍しいなぁとは思ったけど朝一で会議ってこともあったし外出かも?と思い連絡はしなかった。
すると彼の同僚からIPが来て、
『ホントは更紗ちゃんに聞くことじゃないんだけどアイツから連絡ないんだよ。
更紗ちゃんのところに連絡あった?』

彼は当時会社提供の一軒家に住んでおり、他の社員さんと共有していた。
しかしながら部屋は別々で勤務地、勤務時間もバラバラなためお互いのことを干渉していなかった。
…言いかえれば何かあってもわからない状況。
心配で仕方がなかった私は
当時携帯を持っていなかったので15分おき位で席を外して
彼の携帯と一般電話を交互にかけた。

ようやくつながったのは1時間すぎた辺り。
開口一番『具合が悪いんだから電話に出られるわけないだろう!
いちいち電話してくんな!』

いきなりすごい剣幕でしかられた驚きと嫌われたんじゃないかという怯えでわんわん泣きながら
『ごめんなさい、ごめんなさいぃ。』
と謝った気がする。


今はそんなに若くないし、自分を持っているのでこういう対応になることは有り得ない。
まずは社会人として間違ってる!と諭す私がいるだろう。


色々あったけど彼を選ばなかった理由、
色々あったけどネヅさんを選んだ理由が何となくわかった気がした。

私21、彼25だったあの頃。